Blog 2026/07/01

ホーチミン市のコワーキングスペース完全ガイド2026

ホーチミン市のコワーキングスペース完全ガイド2026

「ホーチミン市のコワーキングスペース」をお探しの貴社は、決して特殊な状況にあるわけではありません。ホーチミン市は東南アジアで最も急成長を遂げているフレキシブルワークスペース市場の一つとなっており、外資系企業、フリーランサー、リモートチームにとって、選択肢はかつてないほど充実し、多様化しています。

しかしながら、数十社に及ぶ運営会社、複数のワークスペース形態、そして月額100ドル以下から500ドル超まで幅広く分布する料金体系を前にすると、単純なインターネット検索だけで適切なコワーキングスペースを選定することは容易ではありません。選定を誤ると、騒がしい環境、不安定なインターネット環境、あるいは事業ニーズの変化に対応できない契約に縛られるといった事態を招きかねません。

本ガイドでは、2026年のホーチミン市におけるコワーキングスペースについて、貴社が把握しておくべき情報をご案内します。利用可能な選択肢、費用、最適な立地、そして貴社の事業やチームに最適な意思決定を行うための方法について解説します。

コワーキングスペースとは — 貴社に適しているか

ランカスタービル内にあるSOTOCHIKAのパーティション付き専用固定デスク(シェアオフィス)

Sotochika シェアオフィス — 専用デスク、ランカスタービル

コワーキングスペースとは、異なる企業に所属する個人やチームが同一の環境内で業務を行う、共用型のプロフェッショナルワークスペースを指します。従来型のオフィスやカフェとは異なり、コワーキングスペースは安定したインターネット環境、充実した設備、そして集中できる労働環境を、長期契約や多額の初期投資を必要とすることなく提供します。

ホーチミン市においては、「コワーキングスペース」という用語が複数の異なる形態を包括的に指す言葉として、やや曖昧に使用される傾向があります。料金体系、プライバシーの水準、適合性が形態によって大きく異なるため、これらの違いを正確に理解しておくことが重要です。

ワークスペース形態内容最適な利用者
ホットデスク(コワーキング)オープンスペース内の空いているデスクを自由に利用。座席は日によって変動フリーランサー、不定期利用者、デジタルノマド
専用デスク(シェアオフィス)毎日同じ席を確保できる専用デスク、鍵付き収納あり個人事業主、1〜3名の小規模チーム
プライベートオフィス(サービスオフィス)貴社専用の完全個室、施錠可能2〜10名のチーム、プライバシーを重視する企業
会議室時間単位または半日単位で予約可能、月極契約不要クライアントとの商談、チーム会議、プレゼンテーション
バーチャルオフィス事業用住所+郵便物対応、物理的な作業スペースなし1区の住所を必要とするリモートチーム

どの形態が貴社に適しているか判断がつきかねる場合、プライバシー、機密性、チームの集中力を重視されるのであれば、プライベートオフィス(サービスオフィス)をお勧めします。柔軟性と低コストを重視される場合は、専用デスクをご検討ください。不定期の作業スペースのみが必要な場合は、ホットデスクまたは一日利用で十分対応可能です。詳細な比較については、ホーチミン市1区 レンタルオフィス完全比較ガイドガイドをご参照ください。

なぜホーチミン市なのか — そしてなぜ1区 が最適なのか

ホーチミン市1区中心業務地区(CBD)のビル群と日系企業が集まるビジネス街

ランカスタービル、Le Thanh Ton通り22-22bis番地、1区ーソトチカ2号店

ホーチミン市はベトナムの経済的中心地であり、人口900万人超を擁し、ベトナムで事業展開する大多数の外資系企業の拠点となっています。同市のコワーキング市場は2015年以降大きく成熟し、現在では国際水準の設備を提供する優良な運営会社が数十社に及んでいます。

ホーチミン市内において、大多数の外資系企業にとって検討に値する住所は1区です。その理由は以下の通りです。

  • ・信頼性:ベトナムの銀行、法律事務所、政府機関、取引先企業は、1区の住所を本格的な事業運営の標準として捉えています。
  • ・近接性:主要な国際銀行、大手会計事務所、大手法律事務所は、いずれも徒歩またはタクシーで5分以内の距離に位置しています。 
  • ・交通アクセス:メトロ1号線(2024年末より運行開始)が1区と東部郊外を結んでいます。タンソンニャット国際空港へはタクシーで20〜30分でアクセス可能です。
  • ・国際的なコミュニティ:日系、韓国系、シンガポール系、欧米系企業が1区に集中しており、自然な形でのネットワーキングが可能です。
  • ・人材:バイリンガルのベトナム人スタッフは、1区での勤務を強く希望する傾向にあり、採用活動が明らかに容易となります。

Le Thanh Ton通り — ホーチミン市の「日本人街」として知られるこのエリアは、外資系企業にとって、格式、利便性、コストパフォーマンスの最良の組み合わせを提供しています。同エリアの賃料は、Nguyen Hue通りと比較して通常10〜15%低く抑えられている一方、事業上の信頼性を保っています。

ホーチミン市のコワーキングスペース料金 — 2026年版

ホーチミン市で共有オフィススペースのレンタル料金を比較検討している同僚たちの様子を描いたイメージ画像

ホーチミン市のコワーキング市場における料金は、立地、サービス水準、ワークスペース形態によって大きく異なります。市場は大別して、ローカル/格安系運営会社と、バイリンガルスタッフ、専門的な受付対応、国際水準のサービスを必要とする外資系企業向けのプレミアム系運営会社(日系品質水準)の2つのセグメントに分かれています。

2026年の1区において、現実的に想定される費用は以下の通りです。

プラン/利用形態格安系(USD/月)プレミアム系 — 日系品質水準(USD/月)
ホットデスク — 日単位・時間単位1時間$3〜8 | 1日$15〜30プレミアム系運営会社は月極プランを中心に提供
ホットデスク — 月極無制限$100〜200下記「専用デスク」をご参照
専用デスク(シェアオフィス)$200〜350$400〜500
プライベートオフィス(1〜2名)$400〜700$950〜1,200
プライベートオフィス(3〜5名)$900〜1,400$1,260〜1,800
会議室1時間$8〜201時間$12〜30

価格差が意味すること

格安系運営会社が提供するのは、デスク、インターネット、会議室といった物理的なスペースそのものです。貴社チームがベトナム語に堪能で、現地の事務手続きを自力で対応できる場合には、こちらで十分な場合もあります。

プレミアム系運営会社の料金が高く設定されている背景には、外資系企業がベトナムで事業を行う上で実際に必要とする以下の要素が含まれているためです。

  • ・バイリンガル受付対応 — 日本語、英語、ベトナム語にて貴社名で応対いたします
  • ・1区のプロフェッショナルなビル — 24時間セキュリティおよびビル管理体制付き
  • ・事業用住所登録 — 企業登録証明書(ERC)、銀行口座開設、税務登録に利用可能
  • ・事業支援サービスへのアクセス — ビザ、労働許可証、給与計算、経理、人事
  • ・静穏で集中できる環境 — 騒がしいカフェとは異なります

他のASEAN都市との比較として、シンガポールのCBD(中心業務地区)における同等の専用デスクの料金は月額$400〜700です。香港では$500〜900に達します。プレミアム水準のサービスであっても、ホーチミン市はシンガポールや香港と同等の品質を維持しながら、50〜60%のコスト削減を実現します。

1区の優良なコワーキングスペース — 選定時に確認すべきポイント

ホーチミン市の明るく開放的なコワーキングスペースで作業するビジネスパーソンたち

プレミアム系の1区サービスオフィス内に設置された、共有スペース

1区のすべてのコワーキングスペースが同水準のクオリティを備えているわけではありません。運営会社を選定する際に最も重視すべき7つの要素をご紹介します。

1. 1区内における立地

Le Thanh Ton通り(日本人街)およびMac Dinh Chi通りは、アクセスも良く、外資系企業に最適な立地です。「1区」と謳いながら実際には3区や4区の境界付近に位置する運営会社にはご注意ください。訪問前に、必ず正確な住所をご確認いただくことをお勧めします。

2. インターネットの安定性

ベトナムでは、ビルごとにインターネット品質が大きく異なります。運営会社に対し、回線種別、バックアップ回線の詳細、アップロード速度についてご確認ください。マーケティング資料を鵜呑みにせず、内見時にご自身でスピードテストを実施されることをお勧めします。

3. スタッフの対応言語

日本語または英語でのサポートが必要な場合は、契約前に確認をお勧めします。「国際的なサービス」を謳いながら、実際にはベトナム語のみの対応となっている運営会社も少なくありません。荷物の受け取り、来訪者対応、ビル管理業務など、日常的な事項について、貴社の言語で明確にコミュニケーションが取れるスタッフの存在が重要です。

4. 契約の柔軟性

コワーキングおよび専用デスクについては、月極契約が標準です。サービスオフィス環境におけるプライベートオフィスについては、12ヶ月ではなく最低契約期間3ヶ月のプランをお探しになることをお勧めします。短い最低契約期間により、貴社チームの成長に応じて、違約金の負担なく柔軟に対応することが可能となります。

5. 会議室の利用可能状況

大多数のコワーキングプランには、一定時間の会議室利用(通常月8時間程度)が含まれています。予約システムについてもご確認ください。シンプルなアプリで完結するのか、それとも煩雑な手作業を要するのか。また、繁忙時間帯における予約可能状況もご確認ください。

6. コミュニティおよびビジネス環境

平日のピーク時間帯(午前10時〜午後3時)に訪問し、騒音レベル、入居企業の傾向、全体的な雰囲気をご確認ください。優れたコワーキングスペースは、無機質になり過ぎることなく、プロフェッショナルな雰囲気を保っています。どのような企業が主に利用しているか、運営会社に確認されることをお勧めします。

7. 成長への対応力

優れたコワーキング運営会社は、ホットデスクから専用デスク、そしてプライベートオフィスへと、別のビルへの移転や新規長期契約の締結を強いることなく、明確なアップグレードパスを提供しています。ベトナム市場への参入を検討されている段階であれば、まずは柔軟なプランから始め、同一施設内でのスケールアップが可能であることを確認されることをお勧めします。

コワーキング vs サービスオフィス vs 従来型リース — 選定方法

ベトナムにおけるコワーキングスペース、サービスオフィス、従来型リースの比較

ベトナムにおけるコワーキングスペース、サービスオフィス、従来型リースの違い

ワークスペース形態の選定は、貴社チームの規模、プライバシーの必要性、予算、そしてベトナムでの活動を見込む期間によって異なります。外資系企業が直面する代表的な状況に基づいた、実践的な意思決定のフレームワークをご紹介します。

貴社の状況最適な選択理由
1〜2週間ホーチミン市に滞在し、不定期な作業スペースが必要ホットデスク/1日利用契約不要、即日利用可能、利用日数分のみのお支払い
ホーチミン市を拠点とする単身の駐在員・コンサルタント専用デスク(シェアオフィス)毎日専用のスペースを確保、低コスト、会議室利用可能
ベトナム市場参入初期の1〜3名チームプライベートオフィス(1〜2名用サービスオフィス)チーム内協議のプライバシー確保、信頼性のある事業用住所、迅速なセットアップ
4〜8名チーム、成長見通しが不確実プライベートオフィス(3〜5名用サービスオフィス)スケールアップの柔軟性、資本の固定化なし、
10〜20名の確立されたチーム、3年以上のコミットメント従来型リースまたは大規模サービスオフィス規模拡大によるコスト効率、カスタムレイアウトが可能

初めてベトナム市場に参入される外資系中小企業および駐在員事務所にとり、1〜5名規模の個室サービスオフィスまたはシェアオフィスの固定の1席が最も賢明な出発点であると考えます。プライバシー、プロフェッショナリズム、そして各種支援サービスは、共用デスクとの月額$200〜400の差額に見合う価値があります。詳細な内訳については、ホーチミン市のサービスオフィス完全ガイドをご参照ください。

初年度予算 —1区におけるコワーキングの実質的な費用

月額プランに加え、各フレキシブルワークスペースの選択肢における初年度の現実的な総費用は以下の通りでです。

ワークスペース形態初期費用月額費用初年度総額
ホットデスク(不定期利用、週2日)なし$120〜240$1,440〜2,880
ホットデスク(月極無制限、1名)なし$100〜200$1,200〜2,400
専用デスク — 2名(プレミアム系)初期設定費$150、保証金なし$400〜700$4,800〜8,400
プライベートオフィス — 3名(プレミアム系)保証金1ヶ月分$1,260〜1,800$15,120〜21,600+保証金
従来型リース — 10名(100㎡)初期費用$20,000〜50,000+保証金$2,500〜4,000$50,000〜98,000+保証金

5名規模のチームにおける従来型リースとサービス付きプライベートオフィスの費用差は、初年度で$30,000〜60,000に達する見込みです。ベトナム市場を試験的に検証されている企業にとって、この差額は、長期的なコミットメントを行う前の追加の市場検証期間6〜12ヶ月分に相当します。

Sotochikaが提供するフレキシブルワークスペースソリューション

ソトチカ2号店 – ランカスタービル、レ・タイン・トン通り、1区

外資系企業向けに設計されたプレミアム系シェアワークスペースのモダンな受付エリア — ソトチカ2号店、ランカスタービル、Le Thanh Ton通り、1区

Sotochikaは2012年より、ホーチミン市において日系企業をはじめとする国際企業の皆様を支援して参りました。G.A. Group(1995年日本にて設立)のグループ会社として、1区内に2拠点を展開し、フレキシブルワークスペースソリューションを幅広く提供しています。

1区内の2拠点

  • ・Mac Dinh Chi通り:Sotochika発祥の拠点です。領事館や国際企業、老舗のプロフェッショナルサービスが集まる、落ち着いエリアに位置しています。
  • ・ランカスタービル、Le Thanh Ton通り22-22bis番地:Sotochika2号店として、2025年に開設しました。ホーチミン市の日本人街に位置し、2025年仕様のモダンな内装を備えています。日本語対応スタッフを含む、多言語対応チームが常駐しています。

ご提供可能なワークスペース

  • ・プライベートオフィス — 1〜7名用の個室オフィス
  • ・シェアオフィス — プロフェッショナルな共用環境における専用デスク
  • ・コワーキングスペース — 時間単位・日単位でご利用可能
  • ・会議室 — 時間単位での予約が可能

Sotochikaならではの特徴

  • ・柔軟な最低契約期間3ヶ月 — 長期契約への縛りがありません
  • ・多言語対応チーム — 日本語、英語、ベトナム語
  • ・7日間での入居対応 — 内見からデスクでの業務開始まで最短1週間以内
  • ・確かな実績 — 2012年以降、100社を超える国際企業様にご利用いただいています

ホーチミン市でのコワーキングスペース選びを始めませんか

ワークスペースを選定する最善の方法は、実際に現地で体験いただくことです。30分間の内見は、何時間ものオンライン調査以上に多くの情報をもたらします。インターネット環境のテスト、スタッフとの面談、環境の確認を通じて、貴社の事業に適した環境であるかどうかを明確にご判断いただけます。

現在ベトナムへの渡航が難しい場合でも、Zoomによるビデオ内見をご案内しています。弊社スタッフがリアルタイムでスペースをご案内し、その場でご質問にお答えいたします。世界中どこからでもビデオ内見のご予約が可能です。

お電話でのお問い合わせは +84 (028) 3939 3900 まで、またはメールにて info@sotochika-office.com までご連絡ください。多言語対応の弊社チームが、1営業日以内に返信いたします。

よくあるご質問

ホーチミン市のコワーキングスペースに関するよくある質問

ホーチミン市のホットデスクおよびシェアオフィスに関するよくあるご質問ガイド

Q1: コワーキングスペースとシェアオフィスの違いは何ですか?

ホーチミン市において「コワーキングスペース」とは、通常、日によって座席が変わるオープンスペース型のホットデスク環境を指します。一方、「シェアオフィス」または「専用デスク」とは、共用環境における貴社専用の座席を意味し、毎日同じ席をご利用いただけるほか、鍵付きの収納も備えています。シェアオフィスはホットデスクより料金が高くなりますが、より高い安定性とプライバシーを確保できます。

Q2: コワーキングスペースの住所でベトナム法人の設立登記は可能ですか?

運営会社によって異なります。Sotochikaを含む、多くの施設におけるシェアオフィスおよびサービスオフィスでは、ベトナムにおける法人設立登記に法的に利用可能な住所を提供しています。契約前に必ず運営会社に確認されることをお勧めします。

Q3: コワーキングスペースまたはシェアオフィスへの入居にはどの程度の期間を要しますか?

ホットデスクおよびコワーキングプランについては、多くの場合、即日利用が可能です。Sotochikaにおける専用デスクまたはプライベートサービスオフィスの場合、契約締結から通常3〜7日程度で入居いただけます。24〜48時間以内の急な入居についてはご相談ください。

Q4: ホーチミン市のコワーキングスペースにおいて、1区は本当に最適な立地ですか?

外資系企業にとって、ほぼ例外なくその通りです。ベトナム側取引先からの信頼性、銀行や専門サービスへの近接性、バイリンガル人材採用の容易さは、3区やBinh Thanh区と比較した20〜30%のコスト差を上回る価値があると考えられます。一方、現地取引先への印象を特に重視されないフリーランサーやデジタルノマドの方にとっては、他区にも十分な価値があります。

Q5: 現在契約中のコワーキングプランを超えてチームが成長した場合、どうなりますか?

これは、Sotochikaのようなフルサービス型運営会社を選ぶ大きな利点の一つです。専用デスクからプライベートオフィスへ、あるいはより広いプライベートオフィスへと、ビルの移転や契約の解約を伴うことなく移行いただけます。既存テナント様には、より広いスペースが空き次第、優先的にご案内しています。

Q6: 日本語対応スタッフが常駐する1区のコワーキングスペースはありますか?

はい。Sotochikaは、ホーチミン市内において日本語対応スタッフが常駐する数少ない運営会社の一つです。両拠点(Mac Dinh ChiおよびLe Thanh Ton)ともに、日本語、英語、ベトナム語に堪能なスタッフが在籍しています。

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