ブログ 2024/08/09

ベトナムの工業団地事情(第4回)駐在員の生活環境

ベトナムの工業団地事情(第4回)駐在員の生活環境

ベトナム駐在員の生活環境事情(工業団地進出 第4回)

ベトナムに進出(工業団地等への展開)する際に心配になるのは、駐在員が快適に生活できる環境が整っているかどうかということである。筆者はベトナム生活17年になるが、初めてベトナムに来た時にはイオンモールも高島屋も日本のコンビニもなく、日本の食品や衣服を買い出しにシンガポールまで行っていた。

しかし今や隔世の感があり、イオンモールが9店舗(北部4店舗、南部5店舗)、高島屋はホーチミンに1店舗、日系のコンビニに至ってはファミリーマート、ミニストップ、セブンイレブンが南部に進出し、合計数百店舗を構えている。今回は日本から赴任する駐在員の生活環境に関してご紹介したい。

1.住居(サービスアパート事情)

①サービスアパート:日本人駐在員の方々が住まれるのは、掃除やクリーニングのサービスがついているサービスアパートが一般的である。ハノイ、ホーチミン、ダナンなどの大都市には数多くのサービスアパートがあるが、工業団地のあるような郊外では余り選択の余地がない。しかしながら、工業団地が数多くある南部のビンズン省では、東急不動産とベトナム政府系のベカメクス社の合弁企業であるベカメクス東急が開発したサービスアパートがあり、日系のコンビニや日本語が通じるクリニックも併設されていて、郊外でも大きな不自由なく生活できる環境が整いつつある。ベトナムにはスターツやレオパレス21を始め、多くの日系の不動産会社が進出しているので、日本に居ながらにして現地の住宅情報を得ることも可能になっている。
日本人居住率が9割を超えるホーチミン市内の駐在員向けサービスアパート(サイゴンスカイガーデン)

2.食事(日本食レストラン・スーパー)

①日本食レストラン:コロナ禍のせいで数は少し減少していると思われるが、ベトナム国内には1,000店舗以上の日本食レストランがあり、その3分の2(約650店舗)が南部にあり、ビンズン省だけでも数十店舗の日本食レストランが進出している。

②日本食のスーパー:イオンモール内のスーパーマーケットのみならず、日本食料品の専門店もあり、日系のコンビニにも日本の食材があるので、価格は割高になるがそんなに不自由はない。しかしながら焼酎や日本酒は酒税の関係で日本の価格の3倍前後の値段になるので、日本に一時帰国した際に購入する駐在員が多い。

3.衣服(ショッピング事情)

ハノイ・ホーチミンの2大都市には、イオンモールやユニクロが出店しているので、そんなに不自由はない。また、スーツなどはオーダーメイドでも日本と比較すると割安で作れるので、お勧めである。

4.病院(医療・クリニック)

ハノイ・ホーチミンには日本人医師が常駐する病院・クリニックが複数あるので、安心である。但し医療設備の問題で、大掛かりな手術が必要な場合はタイやシンガポールの病院へ行くか、日本に帰国して手術をすることが一般的である。

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